ゲームに最適なマウスのDPIとポーリングレート
更新日: 2026年10月2日
箱に書かれた「16,000 DPI」は魅力的に見えますが、トッププレイヤーの多くは400〜1600を使っています。DPIが実際に何をするのか、どの値を選ぶべきか、ゲーム内感度やポーリングレートとどう組み合わせるのかを解説します。
DPIとは
DPI(1インチあたりのドット数、CPIとも呼ぶ)は、マウスを1インチ動かしたときに何ステップ報告するかを表します。800 DPIなら1インチで800ステップ、1600 DPIなら1600ステップなので、カーソルは2倍遠くまで動きます。DPI自体に「良い」「悪い」はなく、同じ手の動きでカーソルがどれだけ速く動くかが変わるだけです。
プレイヤーが実際に使っている値
- 400または800 DPI – 競技系FPS(CS2、VALORANT、Apex)のプレイヤーで圧倒的に多い設定です。低いゲーム内感度と大きなマウスパッドを組み合わせます。
- 1600 DPI – 高解像度モニターでカーソルを少し滑らかにしたい人に人気で、ゲーム内感度はさらに低めにすることが多いです。
- 非常に高いDPI(3200以上) – ゲームではあまり役立たず、主に手の小さな震えが目立つようになります。
おすすめの出発点:800 DPIにして、各ゲームで感度を調整しましょう。
eDPI:感度を正しく比べる
本当に大事なのはeDPI = DPI × ゲーム内感度です。400 DPI・感度2と800 DPI・感度1は、どちらもeDPI 800で、同じエイムの感覚になります。プロの設定をまねるときは、DPIだけでなくeDPIをまねましょう。
簡単な確認方法:マウスパッド上で無理のない1回のスライドで、ゲーム内で180°振り向けるのが目安です。何度もマウスを持ち上げる必要があるならeDPIが低すぎ、少し動かしただけでターゲットを通り過ぎるなら高すぎです。
ポーリングレートはどれにする?
ポーリングレートは、マウスが位置を報告する頻度です。ゲームでは1000Hzが実績のある標準です。2000〜8000Hzは超高リフレッシュレートのモニターで追従を滑らかにできますが、CPUやバッテリーを消費します。オフィス用途なら125〜500Hzで十分です。マウスが実際に何Hzで送っているかはポーリングレートテストで確認し、1000・4000・8000Hzの比較もご覧ください。
マウスの実際のポーリングレートを数秒で確認。
ポーリングレートテストを開く →かんたん設定チェックリスト
- マウスのソフト(またはDPIボタン)で800 DPIに設定します。
- ポーリングレートを1000Hzにします。
- Windowsではポインターの速度を中央(6/11)のままにし、エイムを安定させるためポインターの精度を高めるをオフにします。
- 180°の振り向きが無理のない1回の動きになるまで、ゲーム内感度を調整します。
- 変更する前に1週間は続けましょう。正確な数値より一貫性のほうが大切です。
よくある質問
DPIは高いほどゲームに有利ですか?
いいえ。DPIを上げても、同じ動きでカーソルが遠くへ動くだけです。多くのプレイヤーは400〜1600 DPIと適切な感度の組み合わせでエイムが安定します。
普段使いに最適なDPIは?
快適に感じる値で構いません。マウスを持ち上げずに画面を横断できるよう、1080pなら800〜1600、4Kなら1600〜3200程度がよく使われます。
「ポインターの精度を高める」はオフにすべき?
ゲームでは通常オフがおすすめです。これはマウス加速で、速く動かすほどカーソルが遠くへ動くため、エイムが安定しません。多くのゲームは「Raw Input」でこれを無視します。